収納を楽しむトランクルームの活用術をお教えします。一言に収納と言ってもいろいろな使い方がありますよ。

価値を保存する

世の中にはさまざまな趣味がありますが、実益を兼ねた趣味の中でも
一際味わい深いのは「古書店めぐり」ではないでしょうか。
年に一度、大々的に行われる「古本まつり」を楽しみに、
日々の仕事を頑張っているという人も少なくないことでしょう。
自分の好きな分野の本を集めているという人もいれば、
希少本を探すことを目的としているという人もいて、どちらにしろ、
こまめに足を運んで探すことが名品や珍品を見つけるコツだと言われています。

リサイクルを目的とした古本屋と違い、「古書店」と呼ばれる店で扱われる本たちの多くは
既に絶版になっていることから、今となっては貴重であるという理由だけで集めているのではなく、
出版当時に流行った装丁や、味わいのある活版印刷の文字をたどれるというのも、
蒐集の魅力のひとつのようです。
中には、古い紙の匂いや使われているインクの匂いが魅力だと言う人もいます。

ですが、自宅の収納スペースには限りがあり、なおかつ紙でできた製品というのは
意外と重量があることから、蒐集品が家族に受け入れられない、
邪魔扱いされてしまって悩んでいるという人も多いのが実情ではないでしょうか。
そんな人にとって、「トランクルーム」は強い味方だと言うことができるでしょう。
トランクルームは、そうした蒐集家にとって書斎にも収蔵庫にもなってくれます。
ひと口にトランクルームと言っても設備や広さはさまざまで、
ですが、紙ものの保存を目的としているのであれば、
空調や防塵がしっかりとしたところを選ぶことが大切です。

日本には梅雨があるだけでなく、夏場も湿度が高いところが多いことから、
カビやダニが発生しやすい環境だと言えます。
それらをしっかり防ぐためには温度と湿度の管理ができる場所で保存することが望ましいのです。
ですが、自宅でそうした環境を維持するのは意外と経費がかかることから、
心置きなく蒐集するためにも、また、蒐集した古書のためにも
、設備の整ったトランクルームに預けることが安心であり、望ましいということができるのです。

古書は、さまざまな人の手を経たことで傷みが進んでいる場合もあるので、
それ以上劣化させない努力が必要です。
蒐集家であれば、傷みの進行を防ぎたいと考えるでしょうし、
できるだけ良好な状態で長く手元に置きたいと考えるのではないでしょうか。
湿度と温度の管理ができて、更にはセキュリティまで完備されているトランクルームは、
まさに最適な保存環境だということができるのです。